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空蝉盾
現状、忍者の存在意義と言っても過言ではない空蝉の術、及びそれを用いた盾としての能力。詳細をここに。
概念
空蝉の術の単体攻撃完全回避能力、攻撃阻害系の各弱体魔法・忍術を駆使して回復の必要性を極限まで減らす、ナイトとはまた違った盾のあり方
空蝉の術の仕様
- 回避能力
対単体物理・魔法攻撃:通常の回避判定後に命中することになった場合、代わりに分身を一枚消費して攻撃を無効化。多段技は一発ごとに判定。
範囲系攻撃:以下の通り場合分けされる
- 物理範囲攻撃
術者の忍術スキルによって分身毎に回避判定、命中した場合はその分身が消える
- 範囲弱体
分身に影響なし、本体がその効果を受ける
- 範囲魔法/魔法系攻撃
分身がすべて消滅、その上で本体がその効果を受ける
敵の技の分類はその辺のモンスターのデータを取り扱ってるサイトを参照のこと
- 上書き
ブリンク<空蝉の術:壱<空蝉の術:弐
弐から壱の張り替えのみ上書き不可なので注意
- ヘイト
従来、分身による回避はヘイトが減少せずタゲの固定が楽でしたが、05/07/19パッチにより
ある程度減少するようになったため、これまでよりタゲの動きに気を遣う必要があります。
実践例
単独で盾を担当する場合
- 事前に空蝉の術:弐をかけておく
- 捕縄or暗闇の術で狩る敵を釣る
- 残りの麻痺、スロウ、暗闇の弱体をかけてもらう(余裕があるなら自分で入れる)
- 空蝉での回避回数を数えておき、切れたら弐をかけ直し
- かけ直した弐が切れそうになったら、最後の1回を消費するタイミングで壱を詠唱開始、
もし空蝉を消費せず回避した場合は弐は自分で切る
- 壱が切れたら弐をかけ直し
- 遅くてもこの辺までで敵を沈める
- 気が済むまでくり返し
実際にはチェーンの時間制限などで、弐を張り、かつリキャストを確保した状態で
戦闘を始められるという状況は狩りスタート時やMP待ち明けぐらいに限られます。
その辺りは臨機応変に。
実践に際する注意事項
- この戦術における敵の向き・不向きを知る
空蝉の術で回避することが大前提のため、どうしても不向きな敵が存在します。
- 単位時間当たりの攻撃回数が多い敵
攻撃間隔の短いシーフタイプ、手数の多いモンクタイプは幻影の消費速度が
早すぎて追いつけません。また、出来ればダブル・トリプルアタック持ちも敬遠
したいところです。
- 空蝉の術で止められない被害を与えてくる敵
範囲攻撃のように、忍者以外にダメージや状態異常を与える技を持つ敵は
この戦法にはどちらかというと不向きです。
- 遠隔攻撃持ち
遠隔攻撃は、攻撃を回避できた理由(自前か幻影を消費したか)がメッセージで判別できません。
そのため、張り替えのタイミングが分かりにくくなるので避けたいです。
- 空蝉のつなぎ目に気をつける
実践例で、弐から壱へのつなぎの部分だけかけ直しの表現が違いますが、
これは弐から壱へは術が上書きできないことによる物です。自前回避した際に
弐を切るのが遅れると、上書き判定にひっかかって壱が効果を発揮せず、無防備になる
おそれがありますので注意しましょう。また、ダブルアタックやWS等で、弐への
かけ直しの際に思わぬダメージを受けてしまう事がありますので、戦局に余裕があれば
残り幻影数を1個犠牲にしても早めのつなぎをすると良いでしょう。
空蝉の残り回数を把握するため、フィルタの「自分への攻撃失敗」はoffにしておきましょう。
- ヘイスト欲しいっす
魔法の解説では「標的の攻撃間隔を短くする」となっているヘイスト。実は、
魔法類の再使用間隔も短くしています。同じ忍術を短時間に再使用しなければ
ならないこの戦術においては割と必須かも。
なお、この効果は各種ヘイスト効果の装備品でも受けられるので、装備選定の際は
そのことも考慮に入れてみましょう。
なお、この再使用間隔減少はクライアント側の残り時間表示には反映されて
いませんので、恩恵を受けるためにはコマンドライン入力(ないしはマクロ)で
直接サーバ側に魔法類の使用宣言を通知しないといけません。
↑修正入って普通に残り時間表示を信用して良くなりますた。
- 麻痺とか沈黙とかヤバいです
その防御性能を空蝉の回避能力に頼る忍者盾。術の成立を阻害するこれらの状態異常は
PTの存亡に関わる危険な状態であり、可能な限り早期の治療が必須です。
沈黙持ちを狩るときはやまびこ薬持参で挑むと少しは死ににくいかも。
- 対複数は苦手
上でも述べましたが、引き受ける攻撃の回数が多いと盾として成立しなくなります。
このため、リンクなどで複数の敵の攻撃を受ける状態はもっとも苦手な状況ですので
現在相手にしている一体以外は眠らせるなどのオートアタックを無力化する
手段でやり過ごし、各個撃破を心がけましょう。